チチカカ

原題 Titicaca
発売 Cwali
デザイン Corné van Moorsel
人数 2〜5人
時間 60分
価格 絶版
 時は15世紀。チチカカ湖周辺に住む部族を指揮して、より良い土地の確保を目指します。前作『モリシ』に続き、今回も運の要素は(セットアップ以外では)全くありません。

 地形タイルを裏向きにして良く混ぜてランダムに並べていき、出来上がったら表向けます。プレイに必要な武器タイル・神殿タイル・家を受け取り、ゲームを開始します。
 プレイヤーの目的は湖(水色のヘクス)以外の土地を獲得することです。最初のラウンドでは1番の湖の周囲の土地を、次は2番の…と繰り返し、最終的には15番の湖の周囲まで獲得を進めます。
 まず、各プレイヤーは武器タイルを組み合わせて選び、一斉に公開します。その武器のポイントが高い順にそのラウンドを行います(武器は基本的に使い捨てです)。
 手番が来たプレイヤーは、まず今のラウンドの湖に隣接する空白の土地に自分の家を一つ置きます。そしてそこがそのプレイヤーの「国」となり、湖面していない場所の6角形の辺の上に国境マーカーを置きます。
 次に、その国に隣接する土地で、かつ同じ種類の土地でない場合は、国境マーカーを外して隣の国を併合することができます。さらに、条件さえ満たせば2つの国の国境線を取り除いて合併させることができます。
 そして、その国に神殿タイルを設置することができます。
 得点計算は、5・10ラウンド終了時、およびゲーム終了時(全ての土地に家が建ったとき)に行われます。得点は国ごとに計算されます。まず、その国にある地形タイプごとに最も多く家を建てているプレイヤーに、その国の土地の総数に等しい点が入ります。そして、その国で最も多く家を持っているプレイヤーにはさらに、その国に隣接している湖ヘクスの数だけ得点を得ます。家の数が同数の場合は家に隣接する湖の数と神殿タイルの数で判定を行い、それでも同点なら点を分け合います。
 また、手元に残った武器タイル等によるボーナス点を加えます。
 かくして、先々を読んで手番や国境をコントロールし、うまく得点を稼いだプレイヤーが勝利します。