ラッツィア(Amigo版)
原題 Razzia!
発売 Amigo
デザイン Reiner Knizia
人数 2〜5人
年齢 12歳以上
時間 45分
価格 絶版
 ギャングのボスたちが秘密の会合を開いています。それぞれが手持ちの小切手を元手に、すばらしい獲物を手にしようと狙っています。より高額の小切手を切った者が公開されている品物をすべて獲得できるのです。待てば待つほど、品物は充実して行きます。ただし、警察の手入れが入るとすべてはご破算となります。賢く、大胆に立ち回ることが大切です。

 名作ゲーム、『ラー』がコンパクトになって帰ってきました。古代エジプト王朝から、深夜の暗黒街へと様変わり。独特の競り方式は健在です。手番がきたプレイヤーは山札からカードを1枚選んで競りの場に出します。競りの場に出されたカードは誰が手を出しても構いません。手を出すことを決めたプレイヤーは、カードを引く代わりに、競りを開くことを宣言してください。最初に配られた小切手を使って競りを行います。競りに勝ったプレイヤーは競りの場にあるカードをすべて手に入れることになります。
 引いたカードが警官だった場合、ラウンドの終わりが近づきます。警官が決まった数表れると、直ちに競りがお開きになります。また、警官カードが現れるたびに、自動的に競りが行われることになります。

 ラウンド中にすべての小切手を使用したプレイヤーは行動を行うことができません。勝算があるなら、早めに小切手を使って後は高みの見物ということも可能です。最後の1人となったプレイヤーもゲームを続けることができます。警官の影におびえながら、1人でカードを引き続けることもこのゲームの醍醐味の1つです。
 警官がそろうか、全員が小切手をすべて使用すればラウンドは終了となります。集めたカードを得点化します。手持ちの小切手を復活させて、新たなラウンドを開始します。小切手は競りの度に持ち主を変えることになります。
 3ラウンドが終了して最後の得点計算が終了したらゲームは終了です。最も得点の高いプレイヤーの勝利となります。

 『ラー』から災害の要素を無くし、よりスピーディーにゲームが進むようになりました。2人用のルールが付属しています。


箱の大きさ(約) :  17センチ×13センチ×3.5センチ