奇書の世界史
歴史を動かす“ヤバい書物”の物語




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  著者 三崎 律日
  判型:四六判
  単行本(320ページ)

<以下、帯&出版社さんHPより>
これは、良書か、
悪書か?


本書で紹介する奇書とは、数“奇”な運命をたどった“書”物です。

「かつて当たり前に読まれていたが、いま読むとトンデモない本」
「かつて悪書やフィクションの類と目されたが、いま読めば偉大な名著」

1冊の本を「昔」と「今」の両面から見ると、時代の流れに伴う価値観の「変化」と「差分」が浮かび上がります。
過去の人々は、私たちと比べ、「どこまで偉大だったか」「どこまで愚かだったか」――。
そこから得られる「教訓」は、私たちに未来への示唆を与えてくれるでしょう。

【目次】
魔女に与える鉄槌
 〜10万人を焼き尽くした、魔女狩りについての大ベストセラー

台湾誌
 〜稀代のペテン師が妄想で書き上げた「嘘の国の歩き方」

ヴォイニッチ手稿
 〜万能薬のレシピか? へんな植物図鑑か? 未だ判らない謎の書

野球と其害毒
 〜明治の偉人たちが吠える「最近の若者けしからん論」

穏健なる提案
 〜妖精の国に突き付けられた、不穏な国家再建案

天体の回転について
 〜偉人たちの知のリレーが、地球を動かした

非現実の王国で
 〜大人になりたくない男の、ネバーエンディングストーリー

フラーレンによる52Kでの超伝導
 〜物理学界のカリスマがやらかした“神の手”

軟膏を拭うスポンジ / そのスポンジを絞り上げる
 〜奇妙な医療にまつわる、奇妙な論争

物の本質について
 〜世界で最初の快楽主義者は、この世の真理を語る

サンゴルスキーの「ルバイヤート」
 〜読めば酒に溺れたくなる、水難の書物

椿井文書
 〜いまも地域に根差す、江戸時代の偽歴史書

ビリティスの歌
 〜古代ギリシャ女流詩人が紡ぐ、赤裸々な愛の独白

月世界旅行
 〜1つの創作が科学へ導く、壮大なムーンショット

2019年 8月23日発行
       
KADOKAWA 刊
 三崎 律日 著
 趣味・教養本
 1600円+税
1760円(税込10%)