Last Update 2003.08.08
キャッスル・ファルケンシュタイン
 ハンブルグとフランクフルトの間に「内海」と呼ばれる海峡があり、蒸気文明が発達し、妖精とドワーフと魔術が闊歩する「ニュー・ヨーロッパ」を舞台にしたスチームパンクRPGです。特異な世界設定の解説に過半数の130ページ弱(しかもカラー)を割き、旧仮名遣いと書体を駆使して雰囲気を出しています。
 ゲームシステムは、一時期話題となったトランプによる判定システムを採用。4枚の手札のコントロールが冒険のカギを握ります。また、戦闘とは別にわざわざ「決闘」ルールがあるのが19世紀末RPGらしい点です。他にも、パーツを組み合わせて、奇想天外な乗り物を作り上げるルールもあります。
国際通信社 刊
 マイク・A・ポンスミス 著
 桂令夫 訳
 基本ルール
5460円(税込)