地球防衛人外娘TRPG
ゼノもーふ!



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敵対勢力の侵略から地球を守れ! …未来の侵略の為に。

宇宙は高度な知的生命で溢れています。そして、太陽系は既に、そんな知的生命達に侵略されているのです。そんな来訪者達の総称が<ゼノも―ふ>で、彼らは、地球の生命体の外見をした偽装体<ゼノスーツ>を使用して、秘かに地球に潜りこんでいるのです。

<ゼノもーふ>の中にも、様々な考え持つ者達がいます。
その中で、時が熟すまでは、人類の発展を影から支え見守ろうという一派が<知性化評議会>です。PC達は<知性化評議会>のエージェントとして地球のご家庭に寄生している<ゼノもーふ>、「メンター」となります。
一方、もう我慢できないと侵略を開始する知的生命も当然の様に存在します。その様な敵対組織の<ゼノもーふ>は、「ボギー」と呼ばれています。
「メンター」として面白おかしく学園生活を送りながら、地球の平和と自分の未来の為に「ボギー」の陰謀を叩き潰すのが、主な任務となります。

世界の理として、PCの「メンター」は必ず少女型の外見をした<ゼノスーツ>を使用しています。
6種ある「文化クラス(ライフスタイル)」と7種ある「異形クラス(本来の姿)」の中から1種類ずつを選択する事で各能力値が決まります。6種類ある「科学クラス(職能)」から1種類を選択し、各クラスに対応する表の中から取得する技能を選択すれば、<ゼノもーふ>としての雛型が出来上がります。
次に、個人的に付き合いがある地球人の学友1名(各人毎)、パーティ全員が寄生するの帰省先のご家庭と、その中でも特に興味を引く対象である特異点1名(全員で共通)を設定します。
名前や<ゼノスーツ>の外見、<ゼノもーふ>としての人脈、これまでの経歴や未来への志向といったパーソナルデータで肉付けし、装備と個人用の宇宙船<ゼノシップ>1隻を獲得したら<ゼノも―ふ>の完成です。

判定ではd6を振り、出目が「4」以上のダイスを「成功」として、成功したダイスの個数を数えます。
(能力値+技能値)個のダイスを振り、成功数=目標値なら判定に成功となります。成功数が目標値より2個多い毎に、成功度が上昇し、より素晴らしい結果を得られます。
逆に、成功数が目標値に2個足りない毎に、失敗度が上昇し、より悪い結果をもたらします。
また、判定のロールプレイで、他のPCやNPCを絡めて演出する事で、ダイスの数にボーナスを得られます。

セッションの基本的な流れは、学園フェイズ(地球内外での日常生活、情報収集)→自宅フェイズ(休憩、戦闘準備)→迎撃フェイズ(「ボギー」に対する不意打ち。学園フェイズで怪事件を起こし過ぎると出来ない事も…)→決戦フェイズ(「ボギー」との最終決戦。場合によっては、地球人の妨害が発生)→エンディング(人事評価など) となります。

戦闘では6エリアのライン制を採用。
陣営毎にイニシアティブを競い、イニシアティブに負けた側が先に配置を行い、イニシアティブに勝った陣営からラウンドを行います。
1つの陣営の全ての参加者が手番を行ったら、1ラウンドが終了します。
参加陣営が全て1ラウンドを行ったら、1ターンが終了します。
手番では、補助動作(ちょっとした行動)と主動作(攻撃や移動)を行えます。
周囲の建造物を身代わりにして自分の被害を減らすなどといった事も可能です(やり過ぎると、人事評価に響くので注意!)。

太陽系内の各惑星の設備や、様々な組織とその思惑など、個性的でSFチックな設定の数々が様々な物語への足がかりとなるでしょう。
シナリオ1本と、8つのシナリオフックが記載されています。

著者:清水三毛
2013年冬コミ作品
  
清水三毛 発行
 基本ルールブック
1500円(税込)