夜話 -Night Stories R.P.G.-



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 日本のどこかにある「つくよの市」。80万の人が住み暮らす、そこそこ大きな地方都市です。 あなたは、「つくよの市」で生活している誰かとなります。

 キャラクターのコールサイン(通称)を決め、キャラクターが何者なのかを示し、行動判定の基本ともなる5〜7個のアビリティをダイスを振ってランダムに獲得します。 アビリティには「コミュニティ(人脈や立場)」と「ドラマ(固有の物語)」の2種類があります。 「コミュニティ」には「1番(職業)」「2番(家庭)」「3番(個人)」「4番(その他)」の4種類あり、1〜3番は全てのキャラクターが獲得します。 「ドラマ」には「A番(現在/無時間)」「B番(過去)」「C番(未来)」の3種類があり、A〜B番は全てのキャラクターが獲得します。 アビリティごとに3点のHPをもっており、ダメージを1点負うごとにそのアビリティを使用した行動の難易度が上がっていき、HPが0になると、そのアビリティがバッドエンドとなってしまいます(例えば、1番がバッドエンドを迎えると失業、等)。 また、アビリティごとに対応したコネを1つ獲得します(コストを払う事で使用でき、判定の難易度を下げたり、戦闘を行う際に必要になります)。 1週間の活動(時間帯ごとに何のコミュに関する行動をしているか)を示す「スケジューラー」を決めたら、キャラクターの完成です。 アビリティを上手く汲み取り、キャラクターのイメージを固めましょう。

 判定システムは1d10の上方ロールです。
目標値には「1」「4」「7」「10」「13」「16」「20」「21」の8段階があり、使用するアビリティのレベル+出目が目標値以上で成功となります。目標値の基本は「7」ですが、様々な要因で段階的に上下する事になります。 また、自発的に目標値を上げる事で、上げた段階分、成功回数を増やす事が出来ます。

 セッションでは、GMの指定する期間内に指定された数の「事件」を解決する事を目指します。「事件(表)」には事件の予兆となる事象と目標値への修正が示され、判定に成功すると「事件(裏)」が公開されます。 「事件(裏)」には事件の背景と解決方法、解決できなかった場合のバットエンドが示されています。 事件の解決方法には「指定されたアビリティでX回判定に成功する(別のアビリティで判定する場合、目標値が上昇)」「戦闘判定でエネミーを打倒」「設定構築でX回、事件に対する設定を構築する」の3種類があります。 戦闘判定には、物理戦と社会戦があり、対応するコネを使用して判定を行います。 エネミーの戦力値分目標値が上昇し、判定に成功する事で打倒できます。 エネミーは複数の部位に分かれており、コアを打倒する前に他の部位を削っておく事で打倒し易くなります(倒した部位の戦力分、戦力が減っていきます)。

 各PCは、自分の手番中に1回、設定構築を行います。PCの主観を元に、自分と世界のありかたを指定できます。設定構築は対象を指定し、その設定や関係をプレイヤーが宣言し、一文にまとまる様にGMが記述します。記述された設定は、以降のセッションに様々な影響を与える事になるでしょう。

d10が1個必要になります。

みやじよしたか/浅川河畔スタジオ
2014年夏コミ作品


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サークルさん完売
再販されましたら、仕入れます

   
  
みやじよしたか/浅川河畔スタジオ 刊
 基本ルールブック
2000円(税込)