おりじなるRPG
− 荒南之巻 − RPG戦争(仮)
 『−荒南之巻− RPG戦争(仮)』には個性的な三本のシステムが収められています。
 
 その壱:『たまなび〜ソウルメイトツーリストRPG〜』(デザイン:あらいよしゆき)
 未練を残してさまよう幽霊の未練を払い成仏させるためにどたばた頑張るゲームです。トランプを使い、『もくじ』(スタート)から『おくずけ』(エンディング)の間に上手くキーワードを5つ集めて彼(彼女)を成仏させることが出来るでしょうか?
 トランプが一組必要です。
 
 その弐:『集血鬼の宴』(デザイン:松本富之)
 生きていくために血液を集める吸血鬼=集血鬼、と言っても時代は現代、人目を引かないようにこっそり血液を集めないといけません。普段は献血のアルバイトをしながらこっそり血を集め(吸血鬼たちはなんと一台の献血車を任されています)、裏ではトラブルシューターとなり依頼人から報酬として『裏献血』してもらいます。集めた血液を同族に売りつけ生計を立てるという変わったゲームになっています。最高に地味でハイ・スペクタクルな、そんな冒険を満喫できます。
 特に必要な物はありません

 その参:『花札妖怪戯言遊戯』(デザイン:南郷隆)
 『妖怪ダンジョン』の続きの世界感を全く新しいシステムで遊びます。今度のツールは『花札』です。花札をめくるだけでおばけ屋敷の全てを決定します。『お化け屋敷』はまだ生きていた!事態を重く見た『非常識対策委員会』はまたも退魔能力保持者をそこに送り込みます。はたして、屋敷に散らばる妖怪を調伏し核となる大妖怪を追い払うことができるでしょうか?カードゲームタッチのシステムになっています。
 花札が必要です(3人:1組、6人まで:2組、7人以上:3組必要です)。
南郷隆 発行
 基本ルールブック
648円(税込)