どるばこ!〜Idol box〜





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空前のアイドルブーム到来!
老若男女に猿やら猫まで、あらゆる生き物がアイドルを目指す世の中。PCはアイドル事務所に所属するプロデューサーとして、原石を見つけ、磨き、輝かせねばなりません!

○まず、行動順を決めておきましょう。
その後、あなたの分身となるプロデューサーを作成します。「ヴェテラン(アイドル育成のプロ)」「スカウト(新人発掘のプロ)」「マネージャー(支援)」「エージェント(営業&工作)」の4つのクラスの中から1つを選択し、ノウハウ(特殊能力)を獲得してプロフィールを記入したら完成です。
次にPC達が勤務する事務所の作成を作成します。事務所の[規模]を決め、PC人数と[規模]から[財力]を決定します。また各PCの[余命(ヒーローポイントみたいなもの)]も、事務所の[規模]で決まります。皆で相談して、事務所の名前を決めましょう。
各プレイヤーに、手札上限枚数分のトランプ(作中ではパッション)を配ります。手札は、ノウハウのコストとして消費したり、他のプレイヤーの評価という名目で譲渡したり、GMへの評価という名目でアイドルとの交流イベントの為のカードバンキングへ貯めたり出来ます。また、ゲームの最後に行われる「フェス」で重要になります。
最後に、初期所属アイドルを決めましょう。トランプを引いて「印象」を決めます。[印象]によって、[成長パターン(ゲーム中、レッスンでの成長に影響][初期スキル数][ラック(大成功の値)][トラブル(大失敗の値)][ガッツ(目標値の低下に使用できる)][ギャラ(維持コスト)]が決まります。続けてトランプを引き、初期スキル、口癖、名前を決めたら金の星の誕生です。アイドルシートにはブランクのものもありますが、「印象」ごとに用意された可憐な(※)イラスト入りのシートも用意されています。
※…一部を除く

○判定システムは基本2d6の上方ロールですが、トランプを使用したり、チャートを参照したりする事もあります。
アイドルがスキル判定を行う場合、どのプロデューサーがダイスを振るのかを決定しておき(これをセコンドと呼びます)、どのスキルの判定を行うのかをトランプで決定します。スキルは表で管理され、アイドルがそのスキルを獲得していない場合、獲得スキルの中から距離の近いもので判定します。その際、距離の差が目標値に上乗せされます。また、ガッツを消費する事で目標値を低下させる事が出来ます。(冒○企画局さんのサイコ○フィクションシリーズの判定方法が近いイメージでしょうか。)
なお、アイドルの判定は、プロデューサーが余命を削る事で振り直しを行えます。

○ゲームの進行はラウンド制(作中では「サイクル」)です。
ラウンドの開始時、各プレイヤーは手札を1枚補充します(上限を超えて構いません)。
各プレイヤーは順番に従って1回ずつ手番を行います。手番プレイヤ−は「ハント(新人のスカウト)」「レッスン(所属アイドルの成長)」「オープン(興行/情報収集)」「ミックス(所属アイドルでユニットを組む)」「ドリンク(他のプロデューサーを集めて飲み会)」といった行動の中から1つを選んで実行します。
全員が手番を行った後、手札上限を超えている分を捨て札にします。
ラウンドの最後に、所属アイドル達とキャッキャウフフな展開を夢見るプロデューサーはガールズイベントに挑戦出来ます。
基本的には3ラウンドを行ったら「フェス」に移ります。

○フェスは、ライバル事務所との対決の場であり、アイドル達の晴れ舞台でもあります。セッションを通じて成長させたアイドル達を送り出しましょう。
事務所が交互でアイドルを送り出し、スキル判定を行います。判定に成功したらそのトランプを獲得し、対応するスート毎に貯めておきます。スート毎に、獲得したトランプの枚数が多い事務所が勝利します(また、勝利数はエンディングに影響します)。
フェスのスキル判定ではセコンドの余命が削られていきます。余命が支払える限り、フェスを続ける事が出来ます。
なお、余命を使い切ったプロデューサーの為のチャートも用意されています。

手塩に掛けたアイドル達を、大舞台に羽ばたかせましょう!

トランプ2組とd6が2個必要です。


著者:なめくじ たべぞう
発行:猟奇的破壊集団TRPGサークル「なめくじたべぞう」

2013年夏コミ


  
なめくじ たべぞう 発行
 RPGシステム(同人)
1400円(税込)