魔法の山
原題Zauberberg
発売Ravensburger
デザインRudiger Dorn
人数2〜5人
対象8歳以上
時間20〜45分
価格2940円(税込)
 あなたは魔法使いとなって、妖精たちにレースをさせます。4つの村から妖精を集めて、できるだけ早く魔法の山に登らせます。そして、レースに勝利した魔法使いだけが山頂の魔法の塔を獲得できるのです。

 各プレイヤーは、自分の色の妖精5つを持ち、ボード上の4つの村(のうちの最低3つ)に順番に配置していきます。そして、移動用のカード3枚を手札として持ち、プレイを開始します。
 自分の手番では「2枚もしくは3枚のカードをプレイする」か「任意の枚数のカードの交換」ができます。
 カードをプレイする場合は、1枚目にプレイしたカードの数字が「移動する妖精の番号」を表し、2枚目&3枚目にプレイするカードが「その妖精の移動量」を表します。
 妖精は移動するだけでは一番下の段をグルグルと移動することしかできません。上の段に移動するためには「2枚目のカードで他の妖精の上で止まり、3枚目のカードをプレイして上の段に移動する」ことが必要です(また、他の妖精の上に乗り続けている限りは、その乗られた妖精は行動することができなくなります)。
 魔法の石の上で止まった場合は、その石を獲得します。以後、そのプレイヤーは手札の枚数が石の数だけ増えます(最大+2枚)。
 イベントタイルの上で移動が終わった場合は、そのタイルを表向けて効果の処理を行います。秘密の通路で上の段に移動できたり、落とし穴に落ちたり、他のイベントタイル3枚が表向かれたり、ゲームボードを90度回転させたり、魔法の石を捨てさせたり、村まで強制送還されたりします。
 カードの交換を行う場合は、任意の枚数だけカードを捨てて、同じ枚数だけ山札から引きます。
 山頂に自分の妖精を一番早く到達させたプレイヤーが勝利者です。