マンモスの谷
原題 Valley of The Mammoths
発売 EURO GAMES
DESCARTES EDITEUR
デザイン Bruno Faidutti
人数 3〜6人
年齢 12歳以上
時間 2時間
価格 6720円(税込)
 まさにマンガのような原始人たちが繰り広げるサバイバルレース。食料を集め、子供を増やし、敵と戦い、災害を乗り切り、集落を増やしましょう!

 まず、2枚のボードを組み合わせてゲームボードを完成させます(これにより4パターンのボードがあるわけです)。2種類のイベントカードをシャッフルして別々に置きます。
 各プレイヤーに自分の色の原始人チットを渡し、12ポイント分の食料チットも渡します。
 順番を決めたら、第1プレイヤーから集落1個と男5人・女2人を同じマスに配置します。配置する場合は他のプレイヤーに隣接して置いてはいけません。さらに、運命カード5枚を配布します。
 1ターン(1年は6ターンですが、季節は夏冬の2種類のみ)は以下のように進行します。
  1. 季節(夏か冬)に応じたイベントがカードによってランダムに発生します。
  2. 袋の中から決められた数だけ「動物」(マンモスや狼等)が発生します。
  3. 動物がランダムに移動します。
  4. 第1プレイヤーから順に、自分の部族のコマを移動できます。また、移動の代わりに集落を建設できます(男女1名ずつが同じマスにいることが必要です)。
  5. 違うプレイヤーの部族員や動物と同じマスにいた場合は、戦闘が発生します。どちらか一方が死滅するまで戦闘をダイスを振って行います。動物に勝利すれば、動物の大きさに応じた食料を得、敵部族の集落で戦闘に勝利すれば敵部族の食料の25%とそこにいた女を略奪できます。また、男と女が戦った場合は自動的に女は男の捕虜になってしまいます。
  6. 食料の清算を行います。食料を獲得できるマス(川や麦畑)に部族の人間がいればそこから食料を獲得し、部族の人間1人につき1ポイントを消費します。食料を割り当てられない人間は死亡します。
  7. 女がいる集落で年2回、子供が誕生します(誕生と同時に成人します(^^;)。
  8. (冬の最後のターンのみ)集落がある平野に、食料を消費して作物を植えられます。この作物は(何事もなければ)夏の終わりに倍になって返ってきます。
  9. 年2回、手札の運命カードを1枚補充します。
  10. ターン終了です。このとき集落を4つ持っているプレイヤーは勝利します。
 基本的にこれを繰り返すのですが、プレイに変化を与えるのが「運命カード」です。40種類あるこのカードにより、ルールに例外が設けられます。どのタイミングで使うのかが、勝利へのカギです。