アンダーカバー
1986ドイツ大賞マーク付き
Schweizer Spielepreises 2002
(Kategorie Familienspiele)

Spiel des Jahres 1986
原題Heimlich & Co
発売AMIGO
デザインWolfgang Kramer
人数2〜7人
対象8歳以上
時間45分
価格3200円(税込)
ニューパッケージ

※メビウスさんの日本語訳付属

取り寄せになります
   

1986年ドイツゲーム大賞受賞作品

 ※2012年9月: 箱の大きさが変わりました。カルカソンヌと同じサイズです。内容物およびルールの変更はありません。


 7人のエージェントが重要書類を巡って町を駆け抜けます。しかし、そのエージェントが誰の命令で動いているかは秘密にしないといけません。誰が誰の配下なのかを探りながらも、書類争奪戦は続きます…。86年のゲーム大賞受賞作のリメイク版です。

 各プレイヤーは、まずカードを引いて自分が担当するエージェントを決定します(人数によっては誰も担当しない「ダミー」が存在します)。そのカードは自分だけが見て、ゲーム終了時まで伏せておきます。もちろん、決して他人に明かしてはなりません。
 手番が来たら、まずダイスを振り、その数だけ任意のエージェントを動かせます(6が出たら、1人を6マスでも2人を3マスずつでも、合計数がダイスの数になれば構いません)。
 この時、「金庫マーカー」が置かれているマスにエージェントが止まったら、得点計算となります。全てのエージェントは、今自分がいるマスに書かれている数字の分だけ得点を得て(0〜10点と−3点)、ボード脇のスコアトラックの得点マーカーをその分だけ移動させます。そして、金庫に移動させたプレイヤーは任意のマスに金庫を移動させます。
 いずれかの得点マーカーがゴールを越えたらゲーム終了です。全てのプレイヤーは自分のカードを公開し、一番多くの得点を稼いだエージェントを持っているプレイヤーが勝者です(「ダミー」が勝ってしまう場合もあります!(^^;)。

 追加ルールとして、『重要機密カード』を導入するルールがあります。ゲーム開始時に2枚の重要機密カードを持っていて、誰かが移動を行った直後に使用することができます。
 これにより特殊な行動が可能になり、誰かを別の場所に移動させたり、全員を1ヶ所に集めたり、得点を増やしたり、「ダミー」のエージェントカード1枚を自分の配下にしたりできます。なお、重要機密カードは「廃墟(−3点のマス)」にエージェントを移動させたり、ダイスで1〜3を振った時に「移動しない」ことを選択した時に1枚山札から引けます。
 また、誰がどの色の担当かをプレイ中に推理し、正解だった場合はボーナス点を得られる追加ルールもあります。

 出る杭は打たれる、と言いますが、打たれないためには徹底的に自分の正体を隠し、そうしなくては勝利は難しいゲームです。 


箱の大きさ(約): 27.5センチ×19.0センチ×6.9センチ


(以下、旧パッケジです)