ピック・ア・ディリー
原題 Pick a Dilly
発売 Abacus
デザイン Hartmut Kommerell
人数 3〜7人
年齢 7歳以上
時間 15分
価格 2300円(税込)
 自分がメンドリになったと想像してみましょう。仕事は卵を産む続けること。エサが多ければ多いほど産む卵も増えるのですが、まったくエサがなくても1つの卵を産むことができます。たった1つしかエサがない場合は、卵をまったく産みません。ですから、農夫はきちんと考えてエサやりをしていたのですが……このゲームではどのメンドリにエサをやるかは各自が勝手に決めるのです。

 エサやりプレートでこっそりとどのニワトリにエサをやるかを指定してください。全員の決定が終わると結果を見せ合います。エサの度合いに応じて、自分が産む卵を受け取ります。気をつけなければならないのは、全員が自分自身にエサをやることにした場合、卵が1つも産まれないことです。
 …じゃあ、まったく自分にエサをやらないことにしたらどうでしょう?この場合は、1個だけ卵が産まれますが、誰かがエサを押し付けてきたら、やはり何も産まれません。
 …ならば、やはり自分にエサをやることにしたら……これでは堂々巡りです。

 1匹しかいないオンドリにエサを与えてもかまいません。何が起こるかは見てのお楽しみ。遊び方は単純ですが、ゲームは一癖も二癖もあります。

 相手の裏の裏を読んで熾烈な卵産み競争を勝ち抜いてください。12個の卵を産んだメンドリが勝利します。



箱の大きさ(約) :  19.5センチ×15センチ×4.5センチ