オーク



        

原題 Orcs Orcs Orcs
発売 Queen Games
デザイン Frank Thyben
人数 2〜4人
年齢 10歳以上
時間 60分
価格 8500円(税込)

※メビウスさんの日本語ルール付属
     
オーク (Orcs Orcs Orcs)
Queen Games(2014年)  Frank Thyben作    2〜4人 10歳以上 60分

(以下、メビウスゲームズさんの紹介文より)



 プレーヤーは、オークたちクリーチャーと戦うマジシャンです。

 クリーチャーと戦う円形のスタジアムは同心円状に4つに分かれており、外周、中間周、内周とマジシャンが立つ中央の塔です。また、これが6つのブロックに分かれており、それぞれのブロックに立つマジシャンがそのブロックにいるクリーチャーと戦います。

 ゲーム開始時には、ランダムにそれぞれのブロックの外周に2体ずつのクリーチャーが現れます。基本的にマジシャンは自分の前にいるクリーチャーを倒すことを目的とします。

 各プレーヤーは、最初に8枚のカードを持っています。これは4種類の魔法に対する攻撃魔法カードと知識魔法カードです。攻撃魔法カードは、同種の魔法カード(攻撃魔法カード、知識魔法カード、補助魔法カードのいずれでもよい)により強化することができます。

 プレーヤーは8枚のカードをよく混ぜて裏向の山とし、そこから4枚取って手札とします。手番では、カードを使いますがその手番で使わなかったカードもすべて捨て札の山に置き、新たな4枚を山札からとって次の手番の手札とします。不足する場合は捨て札の山をよく混ぜて新たなカードの山としそこから補充します。(ドミニオンと同じです)

 ラウンドの開始時にまず、運命カードをめくります。これによりある種クリーチャーが塔に向かって前進します。また、そのラウンドだけの特殊効果があります。

 手番では、まずクリーチャーが全くいないブロックにクリーチャーを出現させます。そのあと、自分のクリーチャーがいないブロック一つを選んでクリーチャーを出現させます。

 そのあと、プレーヤーのカードアクションです。ここでクリーチャーを倒すことを目指します。手番でできるのは2アクションです。可能なアクションは3種類です。

1.マジシャンの位置を変える:あいているブロックにマジシャンを移動させます。

2.カードプレイ:攻撃魔法を使ってクリーチャーを倒します。それぞれのクリーチャーには決められたライフがあり、手番中にこれを超える攻撃を加えることができたら、倒せます。ただし、手番中に倒せない場合は完全に回復します。また、同一種のクリーチャーを2体以上倒したら、特殊能力を得ることができます。また、場には2種類の補助魔法カードが3枚ずつ表にしておかれています。知識魔法カードをプレイすることにより、この中から1枚獲得して捨て札の山に置くことができます。これは将来使うことのできるカードとなります。

3.パス

 すべてのプレーヤーが1回ずつ手番を行ったら次のラウンドになります。

 クリーチャーが前進し、塔のところまで来たら、そのクリーチャーはいなくなりますが、同種のクリーチャーを倒すことによる勝利点が減ります。また、そのブロックにいるマジシャンが同種のクリーチャーをすでに倒していたら、そのクリーチャーを失います。

 同種のクリーチャー2体を倒した時に得られる特殊能力を早く獲得し、うまく使うこと、知識魔法カードを使って有効な補助魔法カードを得ることにより、強力な攻撃力が得られます。最強のクリーチャーは、最初に持っている8枚の魔法カードでは倒すことができません。

 最終的には、倒したクリーチャーによる得点とカードによる得点で勝敗が決まります。


箱の大きさ(約) :  29.8センチ×29.8センチ×8.5センチ