モンキーズ・オン・ザ・ムーン
原題 Monkeys on the Moon
発売 Eight Foot Llama
デザイン Jim Doherty
人数 2〜4人
年齢 10歳以上
時間 45〜60分
価格 3360円(税込)

絶版です
     
 月面に住むサルの部族の好意を得ながら、サルの文明を進化させ、宇宙船に乗せて彼らを故郷の地球に帰してあげましょう。…細かいことは気にしないで下さい(笑)。

 部族トラック(画像下)のスタート地点に部族ストーンを置きます。モンキーカード(画像上段左から2番目)をよくシャッフルし、プレイ人数+1枚を表向きに公開します(モンキープール)。残りは山にします。6枚の部族カード(画像上段一番右)をランダムに輪になるように並べます。この時、両隣の部族同士は「同盟部族」、正面の部族は「敵対部族」と称されます。文明カード(画像上段右から2番目)をシャッフルし、規定数を取り除いてから各プレイヤーに2枚ずつ手札として配ります。残った文明カードは部族カードの輪の中に置きます。各プレイヤーは6部族の好意コインを1枚ずつ受け取り、各色の好意コインを3枚ずつ部族カードの上に置きます。シップカード(画像上段一番左)を各プレイヤーの前に一枚ずつ公開し、残りのカードのうち2枚を場に置き(シッププール)、残りは山にします。テーブルの中央に軽蔑カードを置いたらプレイ開始です。
 まず「文明ターン」を行います。手番プレイヤーは、自分の手札の文明カードをプレイして指定した部族の文明を進化させます。進化できる部族は、カードに書かれた部族かその同盟部族です。文明を進化させた部族からは好意コインを2個得られますが、その敵対部族に1個コインを支払わなくてはなりません。この時、コインを支払えないとその部族からの「軽蔑カード」を受け取ります。このカードを持っていると様々なペナルティが発生するので、その部族の文明を進化させて軽蔑カードを返すべきでしょう。文明を進化させたら、部族トラックのその部族の駒をカードの点数だけ進めます。最初にゴールまで進んだ部族ストーンは「1st」の位置に、以後「2nd」…と置かれていきます。
 全員が文明ターンを終えたら、次に「入札ターン」を始めます。手番プレイヤーは、モンキープールのカード1枚に対して入札を宣言します。支払いは好意コインで行い、カードの部族(色)と合致するコインは1個で3点、同盟部族のコインは2点の価値として計算されます。全員がそのサルに対して入札するかパスしたら、一番高い価格を付けたプレイヤーがモンキーカードを落札し、自分のシップカードの横に置きます(好意コインは部族カードの上に戻ります)。シップカードには何枚のサルを乗せられるかが書かれています。船の上限に達したら、搭乗していたモンキーカードを得点として獲得し(カードの数字が得点となります)、その船の色と同じ好意コインを1枚得ます。発進した船も得点となり、プレイヤーは新たにシッププールから1枚船を補充します。なお、同じ船に敵対部族のサル同士を入れてしまったら、定員に満たなくても船は発進します。この場合はモンキーカードの得点は貰えますが、好意コインは貰えません。シップカードも山の底に戻されます。
 最後の文明カードがプレイされたら、入札ターンを行います。定員に達していないシップカードを発進させ、モンキーカードを得点に加えます(シップの点は貰えません)。部族トラックを確認し、文明が進んでいる順番通りにフィニッシュサークル(中央)に並べます。
 各プレイヤーは、獲得したモンキーカードを部族ごとに集計します。そして、部族ごとの得点1位プレイヤーと2位プレイヤーが、その部族がいるフィニッシュサークルに書かれた得点を獲得します。そして、定員に達してから発進したシップの得点を加え、軽蔑カードがあるのなら減点し、最も得点の多いプレイヤーが勝者です。