モール・オブ・ホラー
(恐怖のショッピングモール)
原題 Mall of Horror
発売 Asmodee
デザイン Nicolas Normandon
人数 3〜6人
年齢 14歳以上
時間 60分
価格 6300円(税込)

絶版
 不可解な科学実験により、死者が蘇るようになった。蘇った死者は生きている者たちを襲うはじめ、徐々に文明の灯は消えていった。もはやこの地の警察や軍は機能しなくなり、地上は荒廃してしまった。ほんのわずかに生き残った人々は、“ショッピングモール”に立てこもり、恐ろしい生ける屍に対抗していた。

 あなたは、最後まで生き残り、やがて来るであろう救助隊に助けられることを目指します。

 各プレイヤーは3体のキャラクターを受け取ります。それぞれに特徴があり、ゾンビの進入を防ぐ“タフガイ”、自分の意見を通し易くなる“ガンマン”(決して、ゾンビを打ちません)、生き残ったときの得点の高い“美女”の3体です(3人プレイの場合、もう1人います)。さらに、投票ホイール(選択に使用)とアクションカードを1枚受け取ります。最初に出ているゾンビを配置してゲームスタートです。

 ショッピングモールには、6ヶ所の場所があります。それぞれ入れる人数が決まっています。一番特徴がある場所は、中央にある“駐車場”で、アクションカードや武器が入手できるのですが、ゾンビが現れると必ず襲われてしまいます(かなり危ないのですが、強力な武器が手に入ったり、また入手したカードの1枚は必ず他のプレイヤーに渡さないといけないので、“カッコイイ”演出もできるかも)。

 1つのラウンドは6つのフェイズから構成しています。順に“駐車場の捜索”“保安部長の選出”“ゾンビの来襲”“移動場所の決定”“キャラクターの移動”“ゾンビの攻撃”です。保安部長になると、ゾンビサイコロが振れてどこにゾンビが現れるか前もって知ることができます。また、各プレイヤーは自分のキャラクターを1体必ず移動させなくてはいけません。ラウンドの最後に、ゾンビサイコロがオープンされてゾンビが現れます。この時、場所ごとに数を比べて、ゾンビがキャラクター以上居る場所は、ドアが破られてゾンビが中に入ってきます。ここで、誰が食べられるかを当事者が投票を行い、選ばれたプレイヤーの一人が食べられてしまいます(ゲームから取り除きます)。すると、ゾンビは満腹してすべて居なくなってしまいます。

 ラウンドを繰り返して、キャラクターが4体以下となるとゲームが終了し、生き残ったキャラクタの数字の合計が最も高いプレイヤーの勝利です。

 まるでB級ホラー映画を体験しているようなナイスなゲームです。また、ゾンビ好きにはたまらないゲームです。

 日本語のクイックリファレンスシートも付属します。


箱の大きさ(約) :  29センチ×29センチ×8センチ