ルッカ・チッタ 日本版

原題 Lucca Citta
発売 daVinci
デザイン Alessandro Zucchini
人数 3〜5人
年齢 10歳以上
時間 20〜30分
価格 1800円(税込)

完売です
  
(注意事項)
 弱めの箱に入っています。品質のよい品からお出しております。 ご了承願います。


 1628年、イタリアの都市“ルッカ”の支配権をかけ、名立たるファミリーが豪華な娯楽施設を建設して功績を高めていました。各プレイヤーは、ファミリーの1つとなり、娯楽施設を建設して名声ポイントを集め、“ルッカ”の名士となることを目指します。

 各プレイヤーは、“ファミリー”を選んで「ファミリーカード」と「紋章カード」を受け取ります。「ファミリーカード」は、自分の手前に置きどの“ファミリー”かを表しています。「紋章カード」は、ラウンドでの手番順を表すことに使用します。

 次に96枚の「娯楽施設カード」をよく混ぜて、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。そのうち2枚を選んで自分のファミリーカードの手前に置き(建設中の娯楽施設となります)、残りの2枚は捨て札とします。残ったカードからプレイヤー人数+1組の3枚セットの場札を表向きに配置します。その後、残りのカード、捨て札、「塔カード」をよく混ぜて山札とします。

 娯楽施設カードには、4つの情報が描かれています。色、窓、数字とマーク(カード上部の看板)です(全てが描かれているわけではありません)。施設は、ゲーム中1色に付き一つしか建設できません。完成した娯楽施設(規則の階まで建設された施設)は、窓の合計数の名声ポイントを直ちに与えて完成エリアに移動します(以後、この施設に追加の建設はもう行えません)。数字は、最後の得点計算時に影響を与えたり、プレイ順やゲームの勝者の決定時に、同点の場合に意味を持ってきます。最後にマークは、プレイ順の決定や“城塞”を維持するために使用します。

 ラウンドの開始時にプレイ順が決定されます。各プレイヤーは、建設中のカードのマークの合計数を比べ、大きい順に手番を行います。手番になったプレイヤーは、まず最初に、完成している娯楽施設があれば“開店パーティー”を開いて名声ポイントを稼ぐかどうか選択できます(任意)。次に、場札の組から1組を選んでアクションを行います(必須)。アクションは、娯楽施設の建設・増築、塔を建てる、城壁を建てる、捨て札にするの5つです。

●娯楽施設の建設・増築 : 娯楽施設カードを自分の場に出すことで建設がはじまります。ゲーム中同じ色の施設は複数造れませんので、同じ色のカードは重ねて配置します。この   時、規則の階に達した施設は、直ちに完成エリアに移動しポイントをもたらします。この施設は、以後増築できません。
●塔を建てる : 塔カードを完成エリアに置きます。このカードは、ゲーム終了時にボーナス点をもたらします。
●城壁を建てる : 娯楽施設カード(選んだ組のカード)を裏向きに完成エリアに置くことで“城壁”となります。このカードも“塔”と同様に、ゲーム終了時にボーナス点をもたらしますが、ゲーム終了時に全ての城塞を維持できないときは、ボーナス点自体が得られなくなります。
●捨て札 : 選んだ組のカードで不要なカードがあれば、捨て札にします。

 全てのプレイヤーが手番を行ったら、改めて場札を配置しプレイ順を決定して、ラウンドを繰り返します。

 規定のラウンドが終了したら、最後に得点計算を行います。全プレイヤーは、完成しておりまだ“開店パーティー”を開いていない娯楽施設があれば、催して名声ポイントを得ます。次に塔と城塞から追加の名声ポイントを得ます(この時、全ての城塞が維持できなければ追加の得点は入りません)。最後に見えているカードの数字を比べて、最大値のプレイヤーに+3・最小値のプレイヤーに−3のポイントを与えます。最終的に最も名声ポイントの多いプレイヤーが勝利します。


箱の大きさ(約) :  12センチ×9.5センチ×2センチ