指輪物語 〜対決〜 : デラックス版
原題 Lord of the Rings
The Confrontation Deluxe Edition
発売 Fantasy Flight Games
デザイン Reiner Knizia
人数 2人
年齢 12歳以上
時間 30分
価格 5600円(税込)
 ついに善と悪の決戦の時が来た。ホビットのフロドは仲間とともに指輪をモルドールに運ぶことができるだろうか? それとも冥王サウロンの軍勢が勝利するのか? 戦いの行方を決めるのは…あなたです。

 まず、どちらのプレイヤーが善か闇の陣営をプレイするかを決めます。決まったら、その陣営のキャラクターたちを表す駒を9個受け取ります。それぞれのキャラクターには全く違う特殊能力が用意されているので、それをしっかり把握しておきます。ホビット庄が善のプレイヤー側に、モルドールが闇のプレイヤー側に来るようにボードを置き、ボードのエリアにルール通りに駒を『相手に内容が見えないように』配置します(駒が衝立状になっています)。また、自分の陣営のカード9枚を受け取ります。カードは攻撃に使う武力カードと、特殊な効果が発生する秘文カードに分けられます。
 闇のプレイヤーから手番を行います。手番プレイヤーは、自分の駒1つを移動させなくてはなりません。移動は特殊な場合を除き前方向のエリアにしか移動できません。ホビット庄やモルドールには4個、山のエリアには1個、その他のエリアには2個まで駒を配置できます。また、2個以上の駒がいるエリアの駒同士で「シャッフル」を行えます(正体が判明した駒を敵からわからなくできます)。さらに、善のプレイヤーに限り、「アンデュイン河下り」や「モリアの洞窟潜り」といった特殊な移動も行えます。
 移動の結果、敵の駒があるエリアに侵入したら戦闘となります。防御側に複数の駒がある場合は攻撃側がどの駒と戦闘をするか指定します。その上で、双方は戦闘に参加する駒を公開します。まず、離脱の特殊能力を持つフロドやピピンの能力を解決し(ワーグがいると離脱できませんが)、次に「自動的に退治」が発生する特殊能力を解決します(特定の組み合わせにおいて発生。レゴラス対飛びナズグル等)。これで戦闘が終わらなければ、手札を使用します。双方のプレイヤーは、手札から1枚選んで同時に公開します。秘文カードが使用されたらその効果を「闇のプレイヤーから」処理します。それでも決着しない場合は、キャラクターの武力点+カードの武力点の大きい方が戦闘に勝利し、敗れた方の駒を除去できます。同一エリアに敵味方が存在し続ける限り戦闘を繰り返し、生き残った駒は再び直立させます。なお、カードは9枚使い切るまでは補充できません。
 移動と戦闘を繰り返し、善のプレイヤーはフロドをモルドールに移動させれば勝利、闇のプレイヤーはホビット庄に3個の駒を侵入させるか、フロドを倒せば勝利します。
(基本ルールの説明です)

 バリアントルール(上級ルール)、ドラフトゲームのルールが補足されました


箱の大きさ(約) :  30センチ×30センチ×7センチ