ゴア(ドイツ語版)
原題 Goa
発売 Hans im Glück
デザイン Rudiger Dorn
人数 2〜4人
年齢 12歳以上
時間 90分
価格 5985円(税込)
 大航海時代のインドを舞台に、ポルトガルの商人となって大きく賭けて、大きく稼いでいきましょう。他のプレイヤーみんながライバルです。メインボードにタイルを敷き詰めて、各プレイヤーが倉庫ボードと、開発ボードを受け取ったら、ゲーム開始です。倉庫ボードにはゲーム中に獲得した香辛料の生産地を配置するために用い、開発ボードは5種類の技術レベルがどのランクにあるのかを記録するために用います。

 まず、全員が順番に自分の入札マーカーをメインボードに配置することから始めます。スタートプレイヤーが好きな位置を選び、続くプレイヤーは前の人が置いた隣のマスに自分の入札マーカーを置いていきます。配置が終われば、入札マーカーの置かれたタイルの競りが行われます。自分の入札マーカーが置かれたタイルを他人が競り落とせば、入札額を手に入れることができます。状況を良く見て、お金か、タイルかを選択していきましょう。タイルは色々な種類に分かれており、効果自体はラウンド毎に何度でも使用できるものから、その場限りのもの、ゲーム終了時に勝利得点となるもの様々です。

 競りが終了したら、順番にアクションを実行していきます。「造船」では船が得られ、「収穫」では香辛料が生産され、「徴税」では臨時収入がもらえ、「探検」では探検カード(アクションを補助するカード)が引け、「植民地建設」では香辛料の生産基盤を開発できます。こうしたアクションは自分の技術レベルに大きく依存します。その分野が低いレベルのままだと、アクションをしても見入りはわずかしかありません、各技術分野は「開発ボードの発展」のアクションで1段階ずつ上昇させることができます。これには船と香辛料の両方の支払いが必要です。

 技術レベルを上げることは勝利得点にもつながるので、大切な行動となっています。また、ある分野の技術レベルを誰よりも早く上昇させることで探検カードがボーナスで得られます。さらに、各分野のレベルをまんべんなく上げることで追加アクションカードが得られます。

 各プレイヤーが3アクションを行えば、新しいラウンドが開始されます。4ラウンドが終了したら、メインボードのタイルを片付けて、新たなタイルを敷き詰めて、もう4ラウンドを行います。合計8ラウンドが終了したら、得点計算に入ります。追加アクションを抜きにしても、各プレイヤーはが24アクションしか行動ができません。無駄なく行動ができたプレイヤーが勝利することになるでしょう。

 色々な要素が組み合わさった、歯ごたえのあるゲームを楽しむことができます。


箱の大きさ(約) :  32センチ×23センチ×7センチ