ファンタジービジネス
原題 Fantasy Business
発売 EURO GAMES
DESCARTES
デザイン Christophe Boelinger
人数 3〜8人
年齢 12歳以上
時間 30分
価格 3465円(税込)
 プレイヤーはとある王国の商人です。商人の基本は安く仕入れて高く売ること。でも競争相手との駆け引きでできるだけ安く売らないと、売り逃してしまうことにもなります…。

 アイテムカードとスペシャルカードを一緒にしてよく混ぜ、山札にします。そして、全員に10クラウン分のチップと、価格設定シート、鉛筆を渡します。
 まず、プレイヤーの人数と同数のカードを山から引き、アイテムカードは表に、スペシャルカードは裏にして場に出します。そして、第一購入者(ディーラー)はその中から1枚指定します。各プレイヤーは、そのカードに対して最低価格以上で競りを行い、一番高い値を付けたプレイヤーがそのカードを競り落とします。そして順に、競り落とした人以外のプレイヤーで順に競りを行い、全員に1枚ずつカードが回るようにします。
 次に、自分の手持ちのアイテムカードに対して販売価格を設定します。設定できる価格は最低価格以上、最低価格の2倍以下です。価格を決めたら、価格設定シートに記入します(この際に他のプレイヤーと話し合って価格を決めても構いません)。
 記入が終わったら全員が同時に公開します。そしてアイテムの種類別に価格をチェックします。まず、最も低い価格を付けたプレイヤーには設定した価格+2クラウンの収入を、最も高いプレイヤーは収入を得られず、それ以外のプレイヤーは設定価格分だけ収入を得ます。なお、収入を得たからといってカードを捨てるわけではなく、そのまま自分の前に残しておきます。また、同じカードを複数持っていれば、そのカード枚数分だけ収入を得られます。
 スペシャルカードは、場の状況を一変させる効果を持ちます。他のプレイヤーが持っている商品を捨てさせるのもこのカードです。
 10ラウンド終了時点で、手持ちの商品の最低価格とクラウンを合計して最も多いプレイヤーが勝利します。