ドラゴンの宝石




 …Reiner Kniziaの作品(2015年)。
それと、Ravensburger社らしい、いい感じのドイツゲームです。

        

原題 Drachenhort
発売 Ravensburger
デザイン Reiner Knizia
人数 2〜7人
年齢 8歳以上
時間 30〜60分
価格 4200円(税込)

※メビウスさんの日本語ルール付属
     
ドラゴンの宝石 (Drachenhort)
Ravensburger(2015年)  Reiner Knizia作    2〜7人 8歳以上 30-60分

(以下、メビウスゲームズさんの紹介文より)


 ドラゴンが守る迷宮に入り宝石を獲得して逃げる冒険者たちを助けるゲームです。冒険者たちは常に7人です。ゲームが始まる前に各プレーヤーにカードが1枚ずつ配られます。そこには、自分が応援すべき3人の冒険者が描かれています。この3人が獲得した得点と、プレーヤー自信が獲得した宝石の合計が多いプレーヤーが勝ちです。もちろんこのカードは他のプレーヤーに見せません。

 最初は、すべての冒険者たちはドラゴンがりる中央の部屋の隣からスタートです。手番にはサイコロを振ってその目の部屋数分、任意の一人の冒険者を出口に向かって進めます。この時、既にほかの冒険者がいる部屋は数に入りません。多くの部屋には明るい部分と暗い部分があり、いくつかの部屋には宝石が置かれています。冒険者は、暗い部分がある部屋で移動を終了する場合は、暗い部分で止まります。そこに宝石があればその宝石はプレーヤーが獲得します。なお、サイコロ目で2以外の目が出た場合は、明るい部分にいる冒険者しか移動させることはできません。2の目の場合はすべての冒険者から一人を選んで移動させます。移動が、落とし穴のある部屋で終わった場合は、その冒険者はいったんドラゴンのいる部屋に戻りそこから3つ先の部屋で移動を終了します。

 7人すべての冒険者が部屋の暗い部分にいたらラウンド終了です。そのあとドラゴンが移動します。最初のラウンドは隣の部屋に移動するだけですが、次のラウンドからは、部屋5つ分移動します。それまでに冒険者のいる部屋に入ったらそこで移動は終了です。この冒険者は取り除かれ、残っている一番小さな勝利ポイントが与えられます。そのあと、残っている冒険者は部屋の明るい部分に移動して、ゲームを続けます。こうして、6人の冒険者がドラゴンにつかまるか、一人の冒険者が出口から脱出に成功したらゲーム前半が終わりです。冒険者が脱出に成功した場合は、その冒険者に8ポイント、まだ残っている冒険者に出口に近い順に大きな勝利ポイントが与えられます。

 ゲームボードはリバーシブルになっており、後半はゲームボードを裏返して同様に行います。

 前後半終わったら、プレーヤーはカードを公開して、応援した3人の冒険者のポイントに、自分が獲得した宝石の数を加えます。

 応援する冒険者が3人なので、他のプレーヤーと微妙な利害が生まれます。また、他のプレーヤーが応援しているだろうと思われる冒険者も移動させることができます。そして、落とし穴に入れてドラゴンの近くに置くこともできるのです。


箱の大きさ(約) :  27.1センチ×37.1センチ×5.3センチ