サタスペボードゲーム 大大阪
発売 HOBBY BASE
デザイン 中村誠(冒険企画局)
人数 2〜5人
年齢 13歳以上
時間 45分
価格 3990円(税込)
 チンピラ犯罪アクションRPG「サタスペREmix+」がボードゲームになりました。プレイヤーは「大阪市警」「黄龍会」「コンビナート」などの盟約(犯罪結社)のどれかを率いて、銀行強盗やハッキングや引越しの手伝い(?)をこなしながら一攫千金を狙います。

 親分(スタートプレイヤー)から順番に、カルマカードを秘密裏に選択していきます。カルマカードを使用することでプレイヤーは強力な必殺技を使用できるようになります。全員が2枚のカルマカードを選択すれば、準備完了です。選択方法が「3枚の中から1枚を選ぶ」「次のプレイヤーに2枚を渡す」「山札から1枚を付け足して3枚にする」というやり方なので、誰がどのカードを選んだかは完全には分かりません。

 『(実況中継)各チームいっせいにスタートしました。大阪中に散らばったミッションに群がるアリのように、チームが取り付いていきます。全員が選択を終えたところで、「カルマ:走り屋」でミッションの選択換えが行われました。続いて協力判定。ミッションを共同で行うか、戦闘で相手を出し抜くか、同時にハンドサインを出します。おや、「カルマ:色事師」が出されました。この地域のミッションでは全員が協力することになります。「カルマ:殺し屋」で色事師が病院送りになりました。1人減った方が取り分は増えますが、少ない人数ではミッション成功は望み薄・・・おお、「カルマ:情報屋」の登場です。ミッションは無事成功しました。報酬が等分され・・・るはずでしたが、「カルマ:ペテン師」で報酬は1人占め・・・これはあんまりだ!』
 
 展開はこのように、毎回予断を許さないものになります。ターンが終了したら、カルマカードのうち1枚だけを返却して、次のターンが始まります。新たなカルマカードを1枚だけ選んでください。集めた報酬が10以上になったプレイヤーが勝利します。

 名作カードゲーム「操り人形」に似たシステムを採用していますが、独自のテイストに溢れた楽しい作品です。


箱の大きさ(約)  31センチ×22.5センチ×3センチ