ククカード(初版)
原題 Cucco
発売 グランペールプロジェクト
人数 2〜38人
時間 30分〜1時間
価格 2100円(税込)

絶版
 20種類2枚ずつの合計40枚のカードで遊びます。各プレイヤーが1枚のカードを引いてその強弱で勝負する、というのが基本の遊び方です。最も弱いカードを持つプレイヤーが負けとなります。これだけだと駆け引きがないわけですが、カードを公開する前に順番に右隣のプレイヤーと自分のカードを交換するという手順が組み込まれています。弱いカードは連鎖的に各プレイヤーの手から手へとパスされることになります。交換を要求したプレイヤーが即失格となったり、弱いカードを強いカードと交換してしめしめと思っていると、猫カードの効果で結局失格にされてしまったりと気を抜くことができません。
 カードの公開が終わったら、負けたプレイヤーと失格したプレイヤーはチップを支払ってプレイを続行することになります。失格せず、ほどほどの強さのカードさえ持っていればチップを失うことはないのです。セット(=ゲームの1区切り)が後半に移ると、次々とプレイヤーが脱落していきます。最後まで生き残ったプレイヤーがチップを全て獲得します。複数セット行って、破産者が出た時点でチップの一番多いプレイヤーが勝利します。
 以上のルールがクク(カンピオ)という遊び方になります。ルールの疑問点が明快になり、プレイのコツが詳しく解説されています。さらにククのバリエーションが12種類紹介されており、トリンフォ、キッレ、ヒップというククカードを使って遊ぶ別のルールが3種類付属しています。