アウグスブルク
原題 Augsburg 1520
発売 alea
デザイン Karsten Hartwig
人数 2〜5人
年齢 12歳以上
時間 25〜75分
価格 3780円(税込)
 5人の貴族にお金を貸し付けることで権限(=貸付証)を得ます。対応する貴族にうまく権限を使い、財力や身分、役職を得ていきます。ゲーム終了時に最も名声ポイントを得ていることを目指します。ただし、聖職者への献身(教会やドームの建設)を忘れていると、いくら権限を使用しても名声は上がりません。


 テーブルにゲームボードを置きます。ゲームボードには5人の貴族とポイントチャートなどが描かれています。そして、各自プレイヤーボード、ポイントマーカー、1500G、ジョーカーカード2枚を受け取ります。残ったジョーカーと貴族のカードを一緒にしてよく混ぜてプレイングカードの山を作ります。(カードには1人の貴族が描かれています。ゲーム中この貴族にお金を貸し、貸付証として手札に持ちます。カードには数値が書かれており、大きいほど価値も高くなりますが、購入時の金額(=貴族に貸す金額)も高いです。

 最初に各自7枚のカードを引き、カードの購入を試みます。カードの裏には金額が書かれており(高い数値ほど価値が高い)、支払えるなら希望の枚数購入し、購入金額を支払い手札とします。購入しなかったカードは捨て札となります。このカードとジョーカー2枚が最初の手札となります。

 ゲームは、ラウンドを繰り返すことで進みます。さらにラウンドは、2つのフェイスから成り立っています。ラウンドの開始時に5枚の特権カードをめくります。第1フェイスのオークションを開始します。対応する貴族の特権を誰が競り落とすかをオークションします。ゲームボードの左の貴族から順番にオークションを行います(各ラウンド5回オークションがある)。手札からその貴族(とジョーカー)のみを使用できます。競り落としたプレイヤーのみが特権を使用できます。残っている特権カードから1枚選び、そのうちの2つの行動を行います。対応するカテゴリー(財力、身分、役職)の階級を上げたり、権利タイルを獲得したりします。第2フェイスでは、各プレイヤーは現在の階級や権利タイルにより、お金・名声ポイント・貸付証を獲得します。その後、新たに5枚の特権カードをめくって次のラウンドを行います。

 特定のラウンド終了時、最も名声ポイントの進んでいるプレイヤーの勝ちです。


箱の大きさ(約) :  27.5センチ×19センチ×5.5センチ