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6月の新刊
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四六判 362ページ
著者:L・E・ホール
翻訳者:羽田 紗久椰
監修者:安田 均
≪以下、グループSNEさんと出版社さんのHPより:2022年5月≫
近年盛んになってきた“脱出ゲーム”。その歴史とコアとなるパズル部分にスポットを当てた書籍が登場。
脱出ゲームの背景にある歴史から、プレイに関するアドバイス、さらには、自分でも脱出ゲームをつくってみようというときの案内まで、まさしく脱出ゲームというジャンルの「すべて」を網羅した、他に類を見ない一冊です。
前半部は「歴史」の話。古代のインドやギリシャにまでさかのぼり、テーマパークにコンピューターゲーム、TRPGやLARPなどにいたるまで。時代によって形は変われど、人類がつねに追い求めてきた没入型・対人型のエンターテインメントを俯瞰します。
後半部では、チームとして上手に立ち回るには? 具体的にはどんな謎解き・パズルが登場するの? といった、実際に脱出ゲームをプレイするうえでの疑問に、脱出ゲーム愛好家へのインタビューを交えながら答えていきます。20章ほどにもわたる詳細なアドバイスは、未経験者さんにはもちろん、ベテランプレイヤーさんにもきっと役立つところがあるはず。なお、本書で扱う脱出ゲームは常設施設やテーマパーク内で実際に人が集まって遊ぶタイプのものが中心ではありますが、このご時世にもありがたいオンラインで遊べる脱出ゲームや、脱出を体験できるボードゲーム、書籍、ゲームアプリについても紹介します。
著者のL・E・ホール氏は脱出ゲームはじめ没入型の体験をデザインされている方で、謎解き・パズルや脱出ゲームの大ファンでもあります。ちなみに、今年1月に放送されたNHKドキュメンタリー「謎の日本人サトシ〜世界が熱狂した人探しゲーム〜」にも、1枚の写真を手掛かりに実在の「サトシ」を探すというARG(代替現実ゲーム)内の難問に挑戦した人物として、ホール氏が登場しています。脱出ゲームの解説本ではありますが、随所に著者のゲーム愛が感じられる、肩肘張らずに楽しめる作品です。読めばきっと、脱出ゲームをプレイしたくなりますよ!
(羽田紗久椰)
2022年 6月 3日
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